英語がスムーズに話せない!の解決方法・学習方法

こんにちは!
フリーランスでオンライン英会話と日本語会話講師をしています、ななこです。

本日は

英会話をやっているけどなぜかスムーズに話せない。

という本当に沢山の生徒さんからご相談いただくお悩みの解決方法をお伝えしていきたいと思います。

  • パッとその場で単語やフレーズが出てこない。
  • 1度日本語で考えてしまってレスポンスが遅くなる。
  • 言葉が詰まってスムーズに会話できない。

このようなお悩みを抱えている方にぜひ読んでいただきたいです!

目次

なぜ言葉がすぐ出てこないのか?

この答えはズバリ

顕在意識で英語を話そうとしているから。

です!

あ、なんか難しそうだわ。

と思った方もご安心ください!
理解すると英語以外の物事の習得にとっても役に立つ考え方なので、
なるべく分かりやすくお伝えしたいと思います。

まずはみなさん顕在意識と潜在意識は聞いたことがありますか?

顕在意識というのは意識していることです。

「よし次はこうしてみよう!」
「もう少し〇〇を意識して話そう!」
「〇〇を狙って行動してみよう!」

などなど私たちはいろいろなことを意識して生きていますよね?

あなたは今日どんなことを意識的に行ったでしょうか?

次に潜在意識というのは逆で、無意識的にしていることです。

「息をする」
「歩く」
「乗り慣れた車や自転車を運転する」

など慣れている行動は潜在意識にお任せしているような状態なのです。

例を挙げてみると…

【今ブログを書いているわたし】
顕在意識:見やすいように色をつけたりしよう!どんな言葉が伝わりやすいかな?
潜在意識:呼吸をしてくれている。思いついたことをタイピングしてくれている。ノートにメモをするときにペンを動かして文字を書いてくれている。

【乗り慣れた自転車に乗る】
顕在意識:あ、あそこに大きな水溜まりがあるから避けないとな。約束まであと10分、間に合いそうだな。
潜在意識:ペダルを漕いで走ってくれている。必要なタイミングでブレーキを踏んでくれている。曲がりたいときはちょうどいい角度に体とハンドルをひねってくれる。

などなど、私たちの行動は顕在意識と潜在意識によって構成されているのが分かりますよね。

そして顕在意識は慣れと共に潜在意識になっていく。

というのが今日の大きなポイントです!

例えば自転車に乗れるようになるまでを想像してみてください。

最初は勝手がわからないので、

「このベルを鳴らしたらチリンという音が鳴らせるのか。」
「ハンドルを右に傾けたら右に曲がれるのか。」
「このレバーを握ったらブレーキがかかるのか。」

など機能を考えながら乗るところからスタートすると思います。

ですが1ヶ月も毎日のように同じことを繰り返していると、頭の中でいろいろ考え事をしながら無意識に操縦していることに気づきませんか?

自転車に毎日、何年も乗っていて
「よし!10m先で止まりたいからこのブレーキという部分を握るぞ!」
「今日もこの自転車で前に進むためにこのペダルに足で力を加えるぞ!」
なんて考える人はいないですよね?

最初は意識しながら覚えるけど、慣れると体が感覚で操縦してくれるようになるんですね。

そしてこれが顕在意識(意識的)で行っていた行動が潜在意識(無意識的)に移り変わるということです。

そう考えると私たちの行動は潜在意識(無意識)の部分もかなり多いと思いませんか?


ちなみに割合はどっちが多いと思いますか?

なんとまさかのほぼ潜在意識!

こんなに差があるのはわたしも最初は驚きました!


そろそろ感の良い方は英語に置き換えて考えているかもしれません。


英会話で考えるとどうなんでしょう?

英会話は顕在意識?潜在意識?

ではまず自分の母国語で考えてみましょう。

〈日本語ネイティブの場合〉

あなたは日本語を話すときに、使う単語や文法を考えて話しますか?

普段の会話からどう話しているか考えてみましょう!


心の声:あ、田中さんだ。

おはようございます!(潜在意識的)

心の声:田中さん髪切ったんだな。

髪切られました?良いですね!(潜在意識的)

心の声:あっ、そういえば今日は時間ないんだった。

すみません、少し急ぐのでまた!(潜在意識的)

など頭の中で考え事はあれど、発する言葉については潜在意識がパターン化してくれて自然と話しているのではないかと思います。

ここまでがネイティブの潜在意識の話し方でしたが、言語を練習中だと顕在意識(意識しながら話す)からのスタートになると思います。

先ほどのネイティブの話し方とわたしの英語勉強したての頃の喋り方で比べてみましょう!

心の声:あっ、お隣のCatherineだ!

Good morning! (潜在意識的)
How are you?

Oh, NANAKO!
I’m great, thanks! You?

Good Good! Thank you! (潜在意識的)

流暢な英語:△★%※○&◇✳︎■

やば、全くわからん。どうしよう。
よしゆっくり喋ってくださいって言おう。
お願いだからスロウプリーズでいいのかな?

SLOW… PLEASE (顕在意識的)

Oh, okay NANAKO.
How is school ?

あー、Howだから学校はどうって聞かれてるのか。
難しいって言いたいな。ディフィカルトだっけディッファレントだっけ、いつもわかんなくなるんだよな。
ディフィカルトか!

Difficult but fun! (顕在意識的)
Teacher and class friend … nice!

このように何度も使っているので考えずに出てくるGood morningなどは潜在意識(無意識)で使っているのに対して、慣れないけど使ってみようとしている新しい単語は顕在意識(意識的)になると思います。

スムーズに言語を使いこなせる=潜在意識に沢山の単語やフレーズが落ちている。

ということになりますね。

現に英語を母国語のように楽々と話す人は高確率でパターンや音として潜在意識に英語が落ちています。

なのでその都度、
「あれっ、この場合文法こうだっけ?」
「あ〜、今言いたいことなんて翻訳すればいいんだ?」

などと頭の中での緊急会議を開く必要がないのです。

そして頭で考える必要がなく話せるということは、レスポンスが圧倒的に速くなるということです。

実践!では具体的にはどうやって潜在意識に落としたらいいの?

では肝心のどうすれば潜在意識に英語が落ちるかを先ほどの自転車の例に習って考えてみましょう。

みなさんもよかったら今無意識にできていることをどうやって習得したのか、思い出してみてください。

おそらく答えは一つだと思います。

無意識的に自転車に乗れるようになるまでにやったことは


「毎日のように同じことを繰り返して体に覚えさせる。」


ということですよね?

言語の習得に必要な要素であり顕在意識から潜在意識に落とすための秘策です。

シンプルすぎてがっかりした方もいるかもしれませんが、これに尽きるのです。

ぜひ今の自分の英語はどこから来ている?(顕在意識?潜在意識?)

というのを意識して反復を徹底してみてください。

必要なときに必要な言葉がポンッと楽に出てくる感覚をぜひ味わっていただきたです!

今話すのが苦しい方も、練習方法を変えると英語が楽しく今より簡単に感じられるはずです♪

まとめ

STEP
顕在意識と潜在意識を知る。

言語はネイティブは潜在意識的に(無意識)話しており、

学習者は顕在意識的に話しているということを知る。

STEP
自分の英語はどうかな?と考えてみる。

自分の会話を振り返り、どのくらいの割合で顕在意識的な会話が出てきたかを分析してみる。

(自分の話している内容をレコーディングするのがとってもおすすめです!)

STEP
潜在意識に落とす!

まだ顕在意識で話してるな。と思ったフレーズや単語をひたすら反復!

(声に出して練習するのが重要!)

毎日続けていると、ふとした瞬間にポロッとその言葉が出てくる。

それが潜在意識化成功のサインです!

この方法でたくさん英語を覚えてネイティブと同じスピードで会話しちゃいましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの英語がもっと楽しくなりますように!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

目次