こんにちは!
フリーランスでオンライン英会話と日本語会話講師をしています、ななこです。
本日は英語を教えているからこそ気づいた最強の学習方法についてお話ししたいと思います。
実はこの学習方法、英語の先生になっていなかったら気づいていなかったと思います。
そして現在は私が教える上で、また自分が学習する上で一番大切にしていることです。
- 英語学習が楽しくない。
- 頑張ってはいるが上達しない。
- そもそもやる気が出ない。
そんな方のお役に立てれば幸いです。
嫌なことはやめていい。
まず大前提として、私は英語学習において嫌なことはやめていいと思っています。
むしろやめた方がいいと思っているくらいです。
やるべきことを放棄して一体どうやって上達するの?
と言われてしまいそうですが、そこに一番の上達のヒントがあるのです。
超!初心者英語から英語を教える人になるまで。
今でこそ英語を教えたり、通訳にお声がけいただいたりする機会をいただいていますが
学生時代の私は英語のテストは100点中26点。
もう少し大きな声で話していただけますか?
を英訳する問題ではBIG VOICE!と書いていました。(きっとスペルも間違っていたことでしょう。)
ですので
元から英語得意だったんですよね?
というよく聞かれる質問には断固として否定したいと思います!
am, is, areが何かも知りませんでしたし、単語力もmorning, happy, appleくらいなら知っているというレベルでした。
そんな底辺英語の私ですが勉強方法を変えてから目に見えて英語力が上がりました。
どうやって英語を勉強したのか。
では私がどんな勉強をして英語が話せるようになったのかという部分をお話ししたいと思います。
最強の英語学習法に直結する話なので、読んでいただけると幸いです。
ありがたいことに21歳の頃に1回目の留学の機会に恵まれ、
壊滅的な英語力でカナダに飛び立ったのが「英語沼」への入り口となりました。(底なし沼でした。)
最初は本当にちんぷんかんぷんでとりあえず最初の数日で手に入れた
「It’s a beautiful day!」
「Sounds good!」
のフレーズふたつで立ち回っていました。
このレベルの私と会話してくれていた全ての方に感謝です。
この留学は1ヶ月間のホームステイだったので、
英語力はあまり変わらずにひたすらカナダを楽しんでいました。
ですが「必ず帰ってきて英語を習得してやる。」と心に決めていました。
そして一年後にワーホリを手にしてカナダに戻ったわけですが、
今回は英語習得を目的としていたのでまずは語学学校に通うことにしました。
語学学校では友達もでき、英語のベースが鍛えられスタートとしては最高だったと思います。
ですが三ヶ月目あたりでなんとなくマンネリのような違和感を感じ、
独学に切り替えるために期間を延長せずに卒業することにしました。
そしてその後の独学が私の英語をメキメキと伸ばしてくれたわけなのです。
私は元々英語はできなかったけど興味はありました。
なぜかというと音が格好いいなと感じて
「この音を自分から発せられるようになりたい」
と思っていたからです。
独学になった私は家に引きこもりなぜか英語の音の研究を始めました。
どんなふうに筋肉が動いて音が出ているのか、日本語の音との違いは何か。
どうやったら音として操れるようになるかなど、
自分が興味のある部分だけを誰にも邪魔されることなく探求していました。
カナダ人のルームメイトは
あの日本人はせっかく留学に来ているのに部屋に引きこもって一体何をしているんだ。
なんだかブツブツ英語が聞こえるけれども。気味が悪いな。
と思っていただろうなと思います。
ですがこの時間があったからこそ後に、
現地で働くことができネイティブの友達ができるくらいの英語力に上がっていたと思います。
数ヶ月でかなり話せるようになっていました。
また発音が驚くほど向上し、現在も自分の強みとなってくれています。
そして何より当の本人はかなり楽しんでいました。
音楽や音が私の関心であり、得意分野でもあったのだと思います。
この経験をもとに英語を教え始めた頃は、この感覚ややり方を一生懸命モニターの生徒さんに伝えていました。
ですが生徒さんは
独特すぎて意味がわからない。
言っている感覚がよくわからない。
など不評の嵐でした。
モニターの生徒さん、その節は本当にありがとうございました。
私は自分がこんなに上達したやり方なのに、なぜ他の人の役には立たないんだろうとハテナの嵐でした。
ですが自分なりに試行錯誤をし、たくさんの生徒さんと出会う中でやっと一つの答えが見つかりました。
私は
”私”にとって最強の学習方法
で英語を習得していたのです。
中国の思想家の孔子が
努力は夢中に勝てない。
と言う言葉を残しているのですが、本当にその通りだと思います。
私は途中から英語の音を研究することが楽しくて仕方がなくなり、
気づいたら一日中英語関連のことをやっていました。
ですが全く苦ではなくむしろ止まらないと言った感覚だったように思います。
よく努力したんでしょ?と言われますが、不思議と努力した記憶はあまりないのです。
また、よく生徒さんに
やっぱり文法をやったほうがいいんですよね?
発音やらないとダメですよね?
などと質問されますが、正直やりたくないならやらなくていいと思います。
レベルが上がるにつれ不思議と文法や単語が楽しくなってきたりもします。
英語は緊急性がない限り、続けることが一番難しいのです。
なのでまずは続けること、夢中になることに焦点を当てるために
楽しい!
と言う感情を味方にしてほしいのです。
結論:あなたにとって一番楽しいことをする!
ですので最初はあなたにとって一番楽しいことをしましょう!
本を読むのが楽しいならリーディングを、
歌を歌うのが好きなら英語の歌を、
ゲームが好きなら英語版をプレイしたり外国人とチャットを、
などなど勉強と思わず楽しいを追求してみてほしいです。
あなたが興味のある分野に関係した英語。
あなたが取り組んでいて楽しいこと。
それがあなたのとっての最強の学習方法なのです。
ぜひこの機会に考えてみてほしいです。
あなたが夢中になれることはなんですか?
あなたにとっての最強の学習方法はきっとあなたが知っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたが最強の英語学習法を見つけられますように!